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【留学・ワーホリ】海外で未経験からカフェの仕事をゲットした方法

カナダ生活

ワーホリでカフェスタッフとして働きたい!

でもカフェスタッフ未経験だし難しそう

そう考えている方も多いのではないでしょうか。

実際、僕もカナダに来る前は「未経験なのに海外でカフェの仕事なんてできるのかな?」と不安に思っていました。

僕はカフェどころか飲食店での仕事経験は一切なく、日本での仕事経験は塾講師、スポーツ施設の受付、そしてIT企業での営業事務のみでした。

そんな僕でも、海外でカフェスタッフの仕事をゲットすることができたんです。

今回は僕の経験をもとに、未経験からカフェの仕事をゲットした方法や仕事内容、働いてみた感想をシェアします。

ワーホリや海外留学中の方やこれから渡航を予定している方はぜひ最後まで読んでみてください!

【留学・ワーホリ】未経験からカフェの仕事をゲットするためにしたこと

僕は未経験からカフェの仕事をゲットするために以下のことを実行しました。

  • 50件以上のカフェに応募
  • カフェに応募する専用のレジュメを作る
  • お店のことを調べてインタビュー対策を立てる

1つずつ説明していきます。

50件以上のカフェに応募

僕は1ヶ月間で合計50件以上のカフェに応募しました。

そんな中、現在の仕事はお店のwebサイトから直接レジュメを送ってゲットしました。

レジュメを送った時点では求人募集をしていなかったようですが、ちょうどスタッフが辞める予定だったため、運よくインタビューに呼ばれたのです。

ワーホリでの仕事探しは主に以下の方法が使われます。

  • レジュメドロップ(直接お店に行ってレジュメを渡す方法)
  • コミュニティサイト(バンクーバーではjpcanadaやindeedが有名です)から応募
  • お店のwebサイトから直接連絡
  • 友人の紹介

僕の経験上、webサイトから直接連絡する方法が1番返信をもらえる確率が高かったです。

webサイトにしか掲載されていない求人や、そもそも情報を出していないお店もあるため、コミュニティサイトで見つからない場合でも、お店のwebサイトを確認することをお勧めします。

カフェに応募する専用のレジュメを作る

レジュメは応募する業種やポジションに合わせて作成しましょう。

僕はカフェでの仕事経験がなかったので、マルチタスクスキルやコミュニケーションスキルなど、カフェスタッフとして活かせるスキルをアピールしました。

カフェ未経験で応募する際は、直接アピールできるスキルがない分、他の仕事で培ったソフトスキルを中心にカスタマイズすることをお勧めします。

もし仕事経験が多い場合は、レジュメに書く内容を厳選しましょう。

「いろいろな仕事経験」や「実績のあるスキル」をアピールしたくなる気持ちはわかりますが、関連するスキルに焦点を絞ることが重要です。

マルチタスクスキルやコミュニケーションスキルの他にもチームワークや適応力など、たとえカフェの経験がなくてもアピールできるスキルや経験はたくさんあります。

レジュメはシンプルでわかりやすい内容でまとめ、マネージャーが一目見て「この人と話してみたい」と思うに工夫しましょう。

インタビュー対策としてお店のことを調べる

僕は事前にお店のコンセプトやメニューを調べて、インタビューの対策を立てました。

お店について事前に調べておくことで、面接での受け答えに自信を持つことができます。

実際に僕が事前に調べておいてよかったと感じたポイントを説明します。

調べてよかったこと①「お店のコンセプト」

お店のコンセプトを事前に調べておくと、インタビューでの質問への対応がスムーズになり、お店の人に好印象を与えることができます。

志望理由(なぜこのお店で働きたいのか)はインタビューで必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

僕の場合は応募したお店が抹茶も取り扱っているカフェだったので、「抹茶はどこから仕入れているのか」を質問したり、「日本の文化を忠実に再現している点が魅力的だ」と伝えて、抹茶が好きなことをアピールしました。

他のカフェでも同様に、コンセプトやこだわりを聞くことで、コーヒーへの熱意や働く意欲をアピールできるので、事前にWebサイトをチェックすることが重要です。

調べてよかったこと②「お店のSNS」

お店のSNSを調べておくと、お店の雰囲気や人気メニュー、イベント情報など、現場のリアルな様子を把握できます。

たとえば、Instagramでお店の写真をチェックして、インタビューで「〇〇(商品)がとても人気そうですね。」と会話のきっかけを作ることができます。

こういった会話でお店の人に「お店のことをしっかり理解している」と印象づけることができます。

海外のカフェで働くために必要なスキル

海外のカフェで働くには、さまざまなスキルが求められます。

特にコーヒー文化が発達しているカナダでは、知識がなくてもOKなお店もあれば、数年の経験とバリスタの技術が必須のお店もあります。

ここでは実際に働き始めて感じた、持っていると便利なスキルについてお話しします。

未経験でも以下のスキルを意識して学ぶことで、今後カフェで活躍できるようになるでしょう。

バリスタの技術

まず1番役に立つスキルはバリスタの技術です。

ラテアートや、ミルクのスチーミング方法といったマシンの使い方を身につけていると、カフェでの仕事に自信を持つことができます。

僕が働いているカフェはラテアートはありませんが、マシンの使い方だけでも学んでおけばよかったと後悔しています。

渡航前にバリスタスクールで経験を積むのもありですね!

海外特有のコーヒーの知識

次はコーヒーに関する知識です。

カフェのメニューにはエスプレッソ、ラテ、アメリカーノなどがあり、お客さんから違いを聞かれることもよくあるので、それぞれの違いや特徴を理解することが求められます。

海外には「フラットホワイト」、「コルタード」、「ロングブラック」、「ミスト」など、日本で聞いたことがない種類のコーヒーがたくさんあります。

これらの違いを事前に知っていると簡単に説明できたり素早く商品を作れるようになります。

お客さんに専門的なアドバイスをすることで、お客さんと仲良くなったりカフェスタッフとしての信頼度が増すので、コーヒーの基本的な知識は身につけた方がいいでしょう。

会話に困らない最低限の英語力

カフェで働くには、英語でのコミュニケーションは避けて通れません。

メニューの説明やお客さんの質問に答える、注文を聞き取るなど、基本的な英語力が求められます。

個人的には、スピーキングよりもリスニングの方が重要だと感じました。

同僚の指示やお客さんの注文を正確に聞き取ることができれば、業務はこなせるからです。

最初のうちは、聞こえた部分をリピートすると、相手が訂正してくれるので、自然とコミュニケーションが成り立ちます。

慣れてくると徐々にボキャブラリーも増えてスムーズに対応できるようになるので、焦らず経験を積むことが大切です。

好印象を与えるコミュニケーション力

英語力に加えてコミュニケーション力も非常に重要です。

英語が聞き取れなかったり、自分の言いたいことがうまく伝わらなかった時でも、一生懸命伝えようとする姿勢が見えると、お客さんや同僚に悪い印象を与えることは少ないです。

特に忙しい時間帯には、言葉が不完全でもコミュニケーションを取ろうとする姿勢が好感を持たれることが多いです。

マイナスなイメージを持たれないよう、笑顔で明るくコミュニケーションをとることが大切です。

海外のカフェの仕事内容

僕が働いているカフェの仕事内容は主にキャッシャー、キッチン、サーバー、ディッシュウォッシャーの4つの役割に分かれています。

僕が働いているカフェではコーヒーなどのドリンクの他にランチメニューもあるので、覚えることが少し多いです。

また、1回のシフトで入るスタッフの人数は基本的に2人で、忙しい日は3人です。

固定の役割はなく2,3人で臨機応変に対応するので、一緒にシフトに入る同僚とのチームワークや周囲への気配りは特に重要になります。

業務の割合が多いのがキャッシャーとキッチンです。

1人がキャッシャーで注文を受けて1人が商品を作り、お客様の列が途切れたらキャッシャーもキッチンに入り、ドリンクやフードの作成と提供を同僚と協力して行います。

基本的にはキャッシャーとキッチンを繰り返しながら隙を見てディッシュウォッシャーの仕事をしたり、フードの仕込み作業をしています。

1日の平均的なシフト時間は、5〜6時間です。

おそらくほとんどのカフェは似たような体制がとられているのではないでしょうか。

レストランではサーバーとキッチンが明確に分かれていることが多いですが、カフェではどのポジションも経験できることが1つの魅力です。

海外のカフェのカフェの時給とチップ額は?

現在の僕の勤務しているカナダのカフェの時給は$17.4(BC州の最低時給)です。

そこにチップ額も収入として入ります。

チップの額は、平均して1時間あたり$3~4ほどです。

そのため、月に80時間ほど働いた場合、チップだけで$300ほどになり、給料と合わせると月額$1500くらいになります。

もちろんレストランのサーバーになるとチップだけで月に$1000以上もらえる場合もありますが、チップ制度がないお店もあるので悪くはないチップ額だと思っています。

カフェ未経験が原因で困ったこと

僕がカフェで働く中で困ったことは、お客さんのカスタム注文と細かい質問です。

「甘さ調整」などのカスタム注文

僕は「氷の量の調整」、「甘さの調整」、「ミルクの変更」などのカスタム注文をよく受けます。

これらのカスタム注文はお店によって対応できる範囲が違いますので、どこまで対応できるか把握した上で説明しなければいけません。

また、注文内容もお客さんによって表現が異なります。

たとえば「氷少なめ」は「less ice」「light ice」、「ミルクの変更」は「substitute milk」「alternative milk」など、初めは戸惑うことが多かったです。

たとえ混雑していてもお客さんの質問をしっかりリピートすることが大切です。

「原材料の仕入れ先は?」などの細かい質問

カスタム注文の他にも、さまざまな質問を受けることがあります。

僕がよく受ける質問は以下のようなものがあります。

  • ビーガン、ベジタリアン向けのメニューはありますか?
  • 原材料はどこから仕入れているの?
  • スイーツはどこで作っているの?
  • グルテンフリーの商品はどれ?

僕が働いているカフェには成分表があるので、それを見ながら説明していますが、毎回しっかり伝わっているか、不安になります。

こういった質問にスラスラ答えることができると、お客さんとの会話が弾み、常連になってくれる可能性も高まるので、コーヒーの知識と同じくらい、お店の商品について深く理解しておくことが大切だと感じています。

【留学・ワーホリ】未経験からカフェの仕事をゲットした方法まとめ

海外で未経験からカフェスタッフの仕事をゲットするために、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  • シンプルでわかりやすいレジュメを準備
  • お店の理解を深めてインタビューに臨む
  • コミュニケーションに困らない英語力を身につける
  • コーヒーの知識を深める

あとは根気強く挑戦することです。

タイミングや運もあるので、仕事が見つからなくても諦めずに挑戦を続けましょう。

バリスタの技術は重要視していないお店もあるので、カフェ未経験の場合は1度足を運んでどのような手順で商品を作っているか見るのも効率良くアプライする1つの方法です。

未経験からカフェスタッフは難易度が高いですが、不可能ではありません。

理想の仕事をゲットして充実した海外生活を送りましょう!