【カナダで診察】バンクーバーのウォークインクリニック利用手順を解説

カナダ生活

海外生活の大きな心配事は怪我や病気になった時の対処です。

海外保険には入ってるけど、病院に行きたい時どうしたらいいの?

こんな悩みがありながら肌荒れが1ヶ月以上悪化していく一方だったので、先日病院に行きました。

今回予約なしで行きましたが、当日のうちに診察、処方まで受けることができたので、その流れをシェアします。

バンクーバー留学、MSPと海外保険

バンクーバー留学生はMSP(BC州の公的保険)か民間の海外保険(BIISなど)に加入してると思います。

MSPは学生ビザでカナダに半年以上滞在する場合は加入義務となります。

しかし申請は渡航後しかできず保険の適用開始まで約3ヶ月かかるので、初めは民間の海外保険などに加入しておく必要があります。

僕はMSPに加入している状態で病院に行きました。

受診の手順

日本では最初に症状に合わせて皮膚科や耳鼻科など専門のクリニックに行き診察してもらいますが、バンクーバーでは違います。

バンクーバーでは緊急時を除き、最初はウォークインクリニックやファミリードクターもと全体的に診察してもらい、そこで薬を処方してもらったり専門的に診てもらう必要があれば紹介状を書いてもらうことになります。

留学生はファミリードクターを持っていないと思うので、基本的にウォークインクリニックに行くことになりますね。

ウォークインクリニックってなに?

ウォークインクリニックとは、予約不要で診察を受けられる医療機関のことです。

ウォークインクリニックには以下の特徴があります。

特徴①予約不要

予約なしに直接クリニックを訪れて診察を受けることができます。

急な体調不良やケガにも対応しやすいですが、時間帯や混み具合によっては当日受診できないことも。

特徴②多様な症状に対応

軽度から中度の病気やけが(風邪、インフルエンザ、軽いケガ、発疹など)に対応しています。

そしてほとんどの場合はその場で処方箋をもらって診察終了です。

ただし、重症の場合は必要に応じて専門医への紹介状が発行されることもあります。

例えば、診察の結果、より詳しい検査や治療が必要と判断された場合には、専門的な医療機関へスムーズに移行できるようサポートを提供します。

バンクーバーのウォークインクリニックの流れ

今回、僕はダウンタウンにある「Seymour Medical Clinic」に行きました。

朝8時から営業しているので、8時前に行ったのですが既に15人ほどの列が、、

問診票のようなものに個人情報を記入して、名前が呼ばれるのを待ちます。(システム障害の影響もあって3時間くらい待ちました、、)

問診

11時頃名前を呼ばれて問診開始。

ここでは血圧や体温を測ったり、アレルギーの有無など簡単な症状の聞き取りで一旦終了。

「1~2時間後にメッセージ送るからまた来て!」とのことで、一旦病院を出ました。

診察

昼過ぎにメッセージをもらって再度訪問。

めちゃくちゃ緊張しましたが、ドクターは優しくてゆっくり丁寧に話してくれました。

診察ではどんな症状がいつから出ているか、現在薬を使っているか、過去に薬でアレルギーが出たことはあるか、などなど。

そのあと処方箋を書いてもらい「これを薬局で出して薬もらってね」と言われて診察終了。

難しいことは聞かれず案外スムーズに診察は終わりました。

薬局へ

Seymour Medical Clinicの隣にある薬局で薬を購入して16時ごろダウンタウンを後にしました。

とても長い1日でした、、、

MSPは受診料が原則無料です。

この日僕が支払ったのは、薬局で薬を購入する時だけでした。

バンクーバーで病院に行く時、医療通訳は必要?

英語の聞き取りや、深刻な症状で説明に不安がある方は医療通訳サービスの利用をおすすめします。

バンクーバーでは現在、Trans Med Consulting Servicesが現地のクリニックと提携して医療通訳サービスを提供しています。

提携クリニックはCanada Line の「Broadway-City Hall」駅から歩いて数分のCity Square Medicalです。

またバンクーバー近郊であれば医療通訳スタッフを派遣する形でサポートしてくださるようなので、専門医に行く際も安心です。

詳しいサービス内容や料金については以下の公式Webサイトをご確認ください。

バンクーバーでウォークインクリニックに行った感想

対応してくださったスタッフは皆さん優しかったです!

処方された薬を塗ると肌荒れは一瞬で治りました。

僕は病院に行くことがあれば、次もSeymour Medical Clinicに行くと思います。

症状にもよりますが、レストランのスタッフや学校の先生と問題なく会話できる英語力があれば医療通訳は必要ないかなと感じました。

この記事が誰かの助けになれば幸いです。